Marina’s blog

マレーシアの大学で日本語を教えている協力隊のブログです

2週間

今日でマレーシアに来て2週間!

観光する余裕のあった最初の1週間はとても早く過ぎたけど、一日7時間の語学が始まってからは、長い長い…

 

それに加えてホームステイ。今日は10日間のうちの5日目。

ホームステイは順調だし、とっても楽しいけれど、楽しいのと同じくらい、疲れます。異文化は疲れる。楽しいんだけどね…。

 

言葉もまだ不自由だから、言いたいこと全て言えないときもあるし、当たり前と思ってることが当たり前でないし、他人の生活に入り込むので、気も使う。

 ただ、その疲労感もいい思い出と思えるくらい素敵な居心地のいいお家です。

 

 

ホームステイが始まって驚いたこといくつか!

1.時間の概念

初日、夕方にお家に着き、夜7時にお姉ちゃんがナシゴレンを作ってくれました(それが激辛だったことは置いておいて)

その後部屋でのんびり過ごして、そろそろ寝る準備でもするかーと思った夜10時過ぎ。“Marina, makan! ”

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豪勢な夜食が。一日6食文化とは聞いていたけど、この時間にまさかの量。

(ミースープ、ナシゴレン、トムヤム、サテ…串焼き ピーナッツソースで食べる、卵焼き)

 

そして、土日を過ごして見て感じたこと。

食べたい時に食べる!寝たい時にねる!

食事の時間は定まってない。夜中でも関係なし。正直これが結構応えた。体が狂ってしまって、今何時なのか分からない。

日本では決まった時間に食事をとることで、自分の生活リズムを作っていたんだなーということが分かりました。

当たり前かもしれないけど、人間の体は地球が回る速さ、太陽浴びる時間、一日24時間用にできてるんだなーって。火星とか言ったらどうなるんだろー。っていう素人の妄想へと発展。

 

2.手の使い方

基本的に素手でご飯を食べる。

スープを飲むのにスプーンを使う以外は手で食べます。ご飯にいろんなおかずを乗せて混ぜながら食べることが多いです。

NTCにいるとき、よく先生から教えられていた左手について。左手は不浄の手なので、食べるときや物を受け渡しするときは基本的に右手を使わないといけないということ。

かなり気をつけていたけど、意外とそこは緩いみたい。両手で鶏肉の骨を持って食べたり、左手にお菓子を持って右手で口に運んだりするのは普通。

 

3.ムスリムの習慣

お祈りは、あまりしていないよう。少なくとも一度も見ていない。

そして、tapaiという食べ物。

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これは米の発酵食品。かなーりお酒の匂いが強い。一口食べただけで体がぽかぽかするくらい。

これを出されたとき、このアルコール臭はムスリムにとって問題ないのかなと思って聞きました。

曰く、食べていいけど、汁は飲まないとのこと。

お父さんは大好きで、それはそれは美味しそうに、アイスを添えたりして食べてました。

 

他にもたくさんあるけど、特に感じたのはこの3つ。

戸惑いもあったりしながら少しずつ慣れてきたホームステイも今日で折り返し。

 

この家にいて本当に感動するのは、4人の子供たちがみんな家族思いなこと。階段を上るお母さんを下から見守っている20歳のお兄ちゃん、料理やお皿洗いをして、弟の勉強も(そして私の面倒も)見てあげてる22歳のお姉ちゃん、普段は無口だけどいつも優しい笑顔の17歳の弟くん、そして無邪気で甘えん坊だけど率先してお手伝いしている12歳の弟くん。

 

日本とは違う生活スタイルだけど、子供たちが逞しく育っているのは、この環境だからこそ?と思うときもあったり。

 

残りのホームステイは、

シャイな弟たちともう少し距離を縮める。お姉ちゃんから大学生の生活情報についていろいろ教えてもらう。お母さんにマレーシア料理を教えてもらう!

これを目標に過ごしたいと思います^_^