PAMAJA同窓会@ヌグリスンビラン

今日はKLから南に約1時間半のヌグリスンビランへ調整員さんと2人で行って来ました。

そこで行われていたのは、PAMAJAというJICA主催の青年交流プログラムの同窓会。JICAボランティアがホームステイでお世話になっている、あるホストファミリーの方のお誘いで今回参加することができました。

場所はヌグリスンビランのカンポン(村)。市内からさらに20分ほど車で行った山の中でした。

今回協力隊としてマレーシアに来てから(先々週ミリに行ったのを除いて)州をまたぐことなくKLで生活していた私にとって、「カンポン」へ行ける!というのはとても魅力的なことだったし、配属先以外でマレーシアの方々と交流できる機会も多くないし、マレーシアのパーティー文化も体験してみたい、ということで、調整員さんの連絡を見て即答で参加することにしました。

 

着いた場所はまさにカンポン。

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近くには馬や、ヤギや、ダチョウ?もいました。

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着いてすぐ、まずは朝ごはん。

マレーシアの定番朝ごはん、ナシレマです。

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ご飯を食べていると、いろんな人が私たちを見て話しかけにきてくれました。

印象的だったのは近くに住んでるというおじいさん。優しい雰囲気で自己紹介をしてくださり、それから「昔自分が生まれる前に、ここで日本人がたくさん人を殺したんだ」という話をし始めてくれました。

木に登ったり隠れたりして逃れた人もいた、家にはよくお化けが出た、でも先祖のお化けだから全然怖いと感じない、など(私がちゃんとマレー語聞き取れていれば)。そして、昔は昔で今は今、皆日本人が好きだよ、と言ってくれました。

調整員さんは、こういう話はマレーシアのどこにいってもよく聞くことですね、とおっしゃっていました。

日本でもなかなか聞く機会が少なくなってきた戦時中の話。年配の方とお話できる機会、大事にしたいなと思いました。

 

 朝ごはんのあとは屋根のある場所に移動。自己紹介をしながら今回のVIPであるDato(位の高い男性につける敬称)の到着を待ち、その後はいろんな方々のお話を聞く時間に。

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感想は、話がななななな長い。

始めはわかるマレー語の単語を拾いつつ、今こんな話してるんだろうなーと想像しながらついて行っていたけど、途中から座っているのも辛くなってくる。笑

特にDatoのお話。最初日本に行った時の話をしていたと思ったら、次回の開催場所はペナンにしましょう、からのペナンの話延々。途中ドリアンの話多分15分くらい。そのあとは自分のビジネスの話もしてたような、、、笑

お話好きなマレーシア人です。

この同窓会を仕切っていた方は、プログラムへの愛を熱弁されていて、長かったけど、しっかり聞こうという気にさせてくれました。笑  

 

ところで、今回の同窓会のプログラム、PAMAJAについて。詳しくは分からないのですが、同窓会の参加者はほぼ1980〜90年代にマレーシアから日本へ行った方々。プログラム参加年齢が20、30代なので、多くが60歳以上でした。
東方政策の一環で始まった交流プログラムの1つのようで、マレーシアから日本に研修生を送ってホームステイや様々な場所の視察を行っているそうです。今日話した参加者の方々は秋田、栃木、山口、大分などでホームステイをしたとおっしゃっていました。(これもマレー語が聞き取れていれば。)

 

同窓会に参加してみて、

まずJICAのプログラムで日本に行った方が数十年経ってもこうして同窓会を行なってることは単純に素晴らしいなぁと思いました。

また今回日本人の参加者は私たち2人だけだったのですが、ほとんどの方が、日本人が来ていると聞いて、おはようございます、元気ですか?と声をかけてくれたことを嬉しく思いました。

 

そしてマレーシアのパーティー文化体験もとても楽しかった。参加前の連絡で、ドレスコードとして青系の服を着ること、ナイスラッピングをしたお土産を一人1つ持ってくることとあったので、誘ってくださった方の要望に応えて青系の浴衣を着て、日本のお菓子を包んで持って行きました。みなさん青系のスカーフやシャツを着てきていて、爽やかな雰囲気。マレーシア人の見た目をCantik(きれい)にするのが好きというのがよく表れていました。

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それからヌグリスンビランの料理。

プログラムの中にkuih(おやつ)作りのデモンストレーションがあり、見学、味見させてもらいました。

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↑kuih kochi

ココナッツから作った具を小麦粉で作った皮で包んで蒸したおまんじゅうみたいなもの。甘くて美味しかった!

 

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↑kuih sarabai

ご飯から作ったパンケーキみたいなもの。ここではココナッツミルクとドリアンシロップを加えていただきました。これもなかなか!ただわたしはドリアンなしでいい。笑

 

昼ごはんは、いろんな種類のカレー

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全部ちょっとずつ取ったのですが、全部スパイシー。ヌグリスンビラン料理は他の州に比べて辛いものが多いらしい。

確かに、KLで食べるのは甘さと辛さ両方ある感じですが、これらはかなり辛さを重視した感じでした。でも美味しかった!

 

今日一日を振り返ると…

戦時中の話をしてくれたおじさん。

話の長いダトーのおじさん。

 日本語の語尾〜です。が全部「でし。」になってて可愛いおじさん。

スティービーワンダー風の風貌で、「昴」をはじめとした懐メロをプロ並みの歌唱力で歌うおじさん。

ハエブンブンの中、一緒に汗かきながヌグリスンビラン料理を食べた、派手派手バティックのおじさん。

あれ、思い出すとおじさんばっかり。笑

 

日本とマレーシア、そしてJICAの歴史を実際に感じ、たくさん素敵な体験ができたカンポンでの休日でした。