Marina’s blog

マレーシアの大学で日本語を教えている協力隊のブログです

Week6のまとめ 学期中間休み・ディパバリ・クライミング

中間休みのWeek6

秋学期6週目ですが、今週は学期中間休みで、授業はありませんでした。

部屋でひたすら溜めていた仕事を片付ける1週間。

・今日(金曜日)が締め切りだったスピーチコンテストの原稿チェック

・JLPTクラス(N5、N4)の計画の見直し

・来週から始まる学部クラスの会話授業の教案作り

・大学院クラスでやるアクティビティ(歌を歌います)の準備

それに加えて、日本文化の会のお仕事をしてました。マレーシアのJICAボランティアの中には分科会というものがあり、私は日本文化の会に入っていて肩書きだけ代表なのですが、その研修会と会議が来月あるため、その話し合い(メンバーが離れてるのでラインで)や各種書類作成などを行いました。

本当は他にもやることはあったのですが、若干休み気分が入って、結局やりたかったことの半分くらいしか終わりませんでした、が、いい1週間でした。というのも、水曜日はディパバリという祝日があり、2日、1日休んで2日という理想的なワークライフバランス。休みの多いマレーシアに慣れてきてしまって日本に帰ったら大変そう…/(^o^)\

 

Deepavali ディパバリ

ディパバリは、ヒンドゥー教の新年のようなお祝いで、光の祭典 などとも訳されるようです。ショッピングモールや駅などには、Kolam コラムという色のついたお米で作るライスアートが飾られてとても綺麗です。

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↑駅のコラム

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↑KLCC(ツインタワーの下のショッピングモール)のコラム。崩れちゃってた。

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↑これもKLCC。クジャクは、ディパバリで用いられる美や優雅さの象徴だそうです。

町中がディパバリムードのKLですが、マレーシアのインド系はマレーシア人口の1割以下で、その中も全員がヒンドゥー教徒ではありません。それでもSNSなどで、非ヒンドゥー教徒の人が「ディパバリおめでとう!」と投稿するのもよく目にしました。こういうところは、民族や宗教が違ってもお互いをを尊重するマレーシアのいいところだなぁと思います。あとは単純にみんな祝日が嬉しいですからね。

 

マレーシアのインド系

インド系マレーシア人の話ですが、KLだと、KL sentral周辺のリトルインディアと呼ばれるインド系の多い地域があります。マレーシアのインド系の多くは南インド出身ということで、南インドで有名なバナナリーフカレーを出すお店や、アーユルヴェーダのクリニックなどもあります。今の職場にも教師、学生ともに数は多くないですがインド系もいます。今の大学院生の日本語のクラスには26人中1人だけインド系の女性がいます。

実は学期中間休みは学部生だけで、大学院生は関係ないので、もともと大学院生クラスの授業がある予定でした。しかしインド系の学生がいるし、お休みにしましょう ということで授業が休みになりました。

ディパバリの祝日をどう過ごすのか大学院生クラスの女性に聞いたところ、お寺でお祈りをして、家族で過ごすと言っていたので、日本のお正月とだいたい同じかなーと思いました。

その日私はというと、、残念ながら仲の良いインド系の友達がいないので、オープンハウス(おうちに行ってご飯食べる)のお誘いはありませんでした。来年は何かあるかなー?

 

初クライミング

オープンハウスは行けませんでしたが、せっかくの休日なので、ずっとやってみたかったクライミングをしに行きました!

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場所は1utama shopping mallの中にあるCamp5というクライミング施設。友達がここのメンバーだったので連れて行って教えてもらいました。

他に行ったことないし初心者なのでよく分かりませんが、かなり広い施設のようで、ボルダリング(道具なしで登るやつ)もできるし、紐を使ったクライミングもできます。外練習用の壁もあったけど、人間が登るものとは思えなかった…。

私は完全に初めてだったのですが、友達に教えてもらいながら、紐を使ったクライミングをしました。お腹と足に通すハーネスをつけて、そこに壁から下がっている紐をつけます。もう一方の先をパートナーのハーネスの金具につけます。そのパートナーのことをビレイと呼ぶそうです。パートナーが登っている人を見ながら紐を手繰り寄せて、降りるときはゆっくりと外していく。やってみたいといいつつ、何も知らなかったので学ぶことだらけでした。

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真ん中がビレイしている人。

 

まず最初は石の色を決めずに登りました。これは結構簡単!と調子に乗って、次は使える石の色を一色だけ決めて登ってみました。すると、どこを掴めばいいのか分からず迷っている間に手の力がなくなっていって焦る。下から指示をもらいながら登りました。

やってみると何が大切なのかが分かります。いかに手の力を使わないか。クライミングは手で岩を掴みながら登っていくイメージでしたが、手で体重を支えると、すぐに腕の筋肉がパンパンになってしまいます。なので、できる限り足の力で登って、腕は曲げないようにすることが重要。

私の場合すごく手に汗をかきやすく、しばらくすると手が滑りそうになるので、腰に下げたチョークをつけつけ登ります。

あとは柔軟性とバランス感覚。うまい人を見ていると、すごくリズムよく全身を使いながら登っていきます。近くでやっていたお姉さんがとても綺麗に登っていて終始見とれていました。

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結局6本くらい登ってもう腕のじわじわがなかなか消えなくなったので終わりましたが、もっと登りたかった〜。

 

同じ壁の同じ色で、何回か練習をすると無駄のない動き方が分かってきて、リズムよく登れるのでいい練習になるらしい。

 

そして言うまでもなく、木曜日は全身筋肉痛。でもそれがすごく心地良いんですよね。普段使わない筋肉をたくさん使えて、良かったです。

 

好きな言葉であり、好きなことですが、

It's always fun to learn new things.

新しいことを学ぶっていつでも楽しい。

 

それを改めて感じたディパバリの祝日でした。