Marina’s blog

マレーシアの大学で日本語を教えている協力隊のブログです

来週から新学期

(前回の更新から2か月近くあいてしまいました。)

所信表明のその後…

前回書いた、配属先への報告書と提案書は結局、無事提出できました。しかし、予定より提出が遅くなりました。事件が起きたのです。(大袈裟)

12月22日、まさに書類を提出しようとしていた日、突然カウンターパート(これまで誰がカウンターパートか分からなかったが、今までも一番近くで同僚として働いてきたJICA日本語コーディネーターの先生がカウンターパートということになったようです!なのでこれからはカウンターパートと呼びます)から「オフィスから聞いたんだけど、来学期の学部授業にJOCVの名前が入っているみたい」と告げられました。今まで会話の回だけ入っていた必修の日本語クラスを、まるごと来学期は担当することになる、という意味でした。

この時点で、今後大きく状況が変わりそうだということ分かったので、報告書はその日はそっとしまい(笑)、少し書き換えてから後日担当者に参考までという形で出しました。少し考えてたのと違う…と思ったけど、それはそれで別の方に役に立っていきそうだということも、後で知ることになりました。それについては、また改めて書こうと思います。

 

ターニングポイント?

必修授業を担当するという意外な展開となりました。教師不足というのは知っていたけど、まさかこうなるとは。活動内容が、180度とはいかないまでも、90度くらい変わりそう。

それについて告げられた時の感情の推移…

(1)悲しみ。なぜオフィスを通して知ることになったのか、なぜ先に直接相談してくれなかったのか、まだ信頼してくれてないのかなぁ。

(2)焦り。っていうか急にクラス担当って言われても。授業準備1ヶ月で間に合うのか?これまで見学もさせてくれなかったのに。やるならせめて1回は授業見せて~。

(3)期待。でも、いくつかクラスがあってそれを分けるわけだから、先生たちから引継ぎがあるだろうし、打ち合わせも必要だし、先生たちとの関わりは濃くなるだろう。それに、教案とか教材のチェックをお願いすれば授業にアドバイスをくれるかも。こちらからの見学はできなくても、自分の授業に見学に来てもらうお願いはできるはず。協働に向けた一歩になるかも?

(4)喜び。なんだかんだ、こうやって私の名前を入れてくれたのは、助けを求めてくれたのは、少しでも信頼感をもってくれたから(だと思いたい)。1年かけて関係を築いてきて、良かった。(相談はしてほしかったけど)

 

伝え方の問題などはあれど、事実だけ見れば進歩なのです。UTMの先生が、JOCVに助けを求めてくれたということ。それに、これから授業に入る中で、先生方と接することが多くなるので、さらなる関係改善の大きなチャンス。事件の起こった12月22日からしばらくは戸惑いつつ、カウンターパートをなだめつつ(話が急すぎ、しかも勝手に名前を入れられていたので少し怒っている)、様子を見ることしかできませんでしたが。年明けの会議で正式にJOCVが授業をもつことが決定し、授業時間の調整があり、期待通り、授業についての話し合いがあり、先生からの引継ぎ・打ち合わせなどがありました。1月半ばにはボランティア総会があったのもあり、やっと授業準備がはじめられたと思ったら、1か月の学期間休みがもう終わろうとしています。

来週月曜日から新学期。ただ、今学期はすぐに旧正月があるため、12日開始なのに、14日からまた5連休という謎のスケジュール。19日からにすればいいのに…中華系の学生ほとんど来ないのに…。3週目くらいに初めましての学生が来るの目に見えてるのに…。でも仕方ないので、来てくれる学生のために授業づくりをします。

授業をもつことは、不安もあるけど楽しみ。このクラスが始まる前の焦燥感と期待感が混じった感じの緊張感、嫌いじゃない。

 

学期間休み満喫

そんな感じで慌ただしい1か月でしたが、この1か月は学期間休みだったので息抜きもたくさんしました。

年末は隊員や学生と年越ししたり、元旦にハイキングしたり。

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現地の友達といろんなお店にも行きました。おしゃれなカフェとか。

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泊りがけの旅行はできなかったけど、初めて同期隊員のいるイポーにも行きました。

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やっぱりペラ州、好きなんですよね。なんでだろう?

 

4分の3突入

3学期目は、「改善」のタームにするつもりだったけど、これは完全に「挑戦」のターム延長決定。貴重な機会をいただいて、日本語教師として経験をさせてもらうことに、感謝です。協力隊生活ももう半分すぎたけれど、まだまだやりたいことがたくさん。今学期も少しずつブログに活動の感想など書いていきたいと思います。

先月は先輩隊員が帰国し、新隊員が来て、別れと出会いの1月でした。新隊員は私の配属先の4代目の隊員です。そして4月にはもう一人新隊員が5代目として来る予定です。先輩の欠けた穴は私じゃ到底埋められませんが、また新たなメンバーで協力して、楽しくやっていきたいです^^